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「分譲なのに、注文住宅みたい」と言われる理由|隣家と視線が合わない“一棟ごとの”設計思想

2026.02.10

「分譲なのに、注文住宅みたい」と言われる理由|隣家と視線が合わない“一棟ごとの”設計思想

玉善の分譲住宅は、単なる図面の使い回しではありません。隣地ごとの日照条件や隣家の窓位置を計算し、一棟ごとに設計を調整。「視線が合わない窓配置」や「プライバシーを守るバルコニー」など、その土地に最適なプランニングを行うことで、建売の手軽さと注文住宅のような「居住性の高さ」を両立させています。


「建売住宅=決まった間取りの家」

もしあなたがそう思われているなら、それは半分正解で、半分は誤解かもしれません。

確かに、完成した家を買うのが分譲住宅です。けれど、その家が「どのように設計されたか」というプロセスには、会社によって天と地ほどの差があります。

広大な土地に線を引くとき、私たちは個々の家の間取り図だけを見ているわけではありません。「A号棟の窓から、B号棟のリビングが見えてしまわないか」「C号棟の影が、D号棟の庭を暗くしてしまわないか」

一棟一棟、まるでパズルを解くように、隣り合う家との関係性を考え抜いています。「分譲なのに、なんだか注文住宅みたいに落ち着く」。そう感じていただける理由は、実は「隣の家との距離感」のデザインにあるのです。

設計の工夫①:窓を開けても、視線がぶつからない

善の建売住宅の施工事例写真

休日の朝、空気を入れ替えようと窓を開けた瞬間、お隣さんと目が合ってしまい、気まずくてすぐにカーテンを閉める。そんな経験はありませんか?

どれだけ内装がおしゃれでも、外からの視線を感じる家では、心からリラックスすることはできません。

玉善では、隣接する住戸同士の「窓の座標」をずらすことを徹底しています。

  • 高さを変える:お隣が一般的な高さの引き違い窓なら、こちらは天井近くの「高窓」や、足元の「地窓」を採用し、採光を確保しつつ視線を外す。

  • 軸をずらす:壁の位置関係を計算し、窓が向かい合わせにならない配置にする。

  • ガラスを選ぶ:どうしても隣接する箇所には、光を通しつつ視像をぼかす「型板ガラス(すりガラス)」を配置する。

「窓の位置」という物理的な座標を数センチ単位で調整することで、カーテンを開けたまま暮らせる「心の距離」を作り出しています。

玉善の建売住宅の施工事例写真

設計の工夫②:外からの視線を遮る「見えない」配慮

洗濯物を干すバルコニーや、リビングから続くお庭。ここは本来、プライベートな場所であるはずです。しかし、道路や隣家から丸見えでは、せっかくのスペースもただの「通路」になってしまいます。

私たちは、設計段階で「外からどう見えるか」のシミュレーションを重ねます。

例えば、通りに面したバルコニーには、手すりの壁を少し高く設計したりすることで、風を通しながら視線をカットします。 また、リビングの掃き出し窓の前にあえて袖壁を設けることで、道路からの視線を遮りつつ、室内には柔らかな反射光を取り込むといった手法も用います。

「隠す」のではなく「守る」。 その設計思想があるからこそ、リビングでソファに身を沈めたとき、包み込まれるような安心感が生まれるのです。

玉善の建売住宅の施工事例写真 玉善の建売住宅の施工事例写真

設計の工夫③:その土地だけの「光と風」を計算する

玉善の建売住宅の施工事例写真

南向きの土地だから明るい、北向きだから暗い。家づくりは、そんな単純なものではありません。

たとえ南向きでも、目の前に高い建物があれば光は入りませんし、逆に北向きの土地でも、高窓を効果的に使えば、一日中安定した柔らかな光で満たすことができます。

玉善の設計士は、その土地に立ったとき、季節ごとの太陽の動きや、風の通り道をイメージします。「夏は、隣家の影がここにかかるから、涼しい風をここから取り込もう」「冬は、太陽が低い位置を通るから、光を奥まで届けるために吹き抜けを作ろう」

画一的な図面を当てはめるのではなく、その土地のポテンシャルを最大限に引き出す。 それが、一棟ごとに異なる「オーダーメイドのような分譲住宅」が生まれる理由です。

玉善の建売住宅の施工事例写真

まとめ:街区全体で作る、快適な関係性

注文住宅であっても、隣にどんな家が建つかまではコントロールできません。後から建った家の窓が、こちらの寝室の目の前に来る……というトラブルも珍しくありません。

しかし、数棟以上をまとめて計画する玉善の分譲住宅なら、「隣の家との関係」まで含めて設計することができます。

  • 視線が合わない窓配置

  • プライバシーを守る外構計画

  • 敷地全体で計算された光と風

これらは、街全体をデザインできる分譲住宅だからこそ実現できる「機能美」です。

現地を見学される際は、ぜひ家の中だけでなく、窓の外の景色も確認してみてください。「あれ? 隣の家が近いのに、気配を感じないな」そう思っていただけたら、私たちの計算が正解だった証拠です。

分譲か注文か、という枠組みではなく、「どこまで住み手のことを想像して設計しているか」。その視点で家を見ると、家選びの基準は大きく変わるかもしれません。


よくあるご質問(FAQ)

Q:窓ガラスの種類(透明か型板か)は変更できますか?

A: 完成済み物件(建売)の場合、窓サッシやガラスの仕様は決定しているため、原則として変更はできません。ですが、玉善では設計段階で「ここは視線が気になるから型板ガラスにする」「ここは庭が見えるから透明ガラスにする」といったシミュレーションを入念に行っています。現地でその意図をぜひお確かめください。

Q:日当たりが悪くならないか心配です。

A: 玉善では、近隣の建物の状況も考慮して採光計画を立てています。例えば、1階に日が入りにくい立地であれば「2階リビング」を提案したり、吹き抜けを活用したりと、その土地で最も快適に過ごせる「光の採り方」を一棟ごとに答えを出して設計しています。

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