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【睡眠とお部屋の明るさ】寝るときは「真っ暗」?「薄明り」?

2023.12.08

睡眠とお部屋の明るさ

こんにちは。営業推進部の西田です。今回のテーマは「睡眠と部屋の明るさ」です。
睡眠は私たちの心身の健康に不可欠です。睡眠の質を高めるにはさまざまな要因がありますが、今回は「睡眠の基本的な仕組み」「睡眠を促すホルモン、メラトニンの役割」「睡眠とお部屋の明るさ」について掘り下げていきたいと思います。

睡眠の仕組みとメラトニンの役割

睡眠は、私たちの体と心を休息させ、回復させる重要なプロセスです。この睡眠に大きく関係しているものが、脳の松果体から分泌されるホルモン『メラトニン』です。メラトニンが分泌されると深部体温が低下し、眠りに適した状態となり、睡眠を促します。
また、メラトニンはいわゆる体内時計の役割もあり、起床から14~16時間ぐらい経過すると分泌が始まります。
(メラトニンの生成に必要なホルモンにセロトニンがあります。こちらは「幸せホルモン」と呼ばれることもある、精神の安定や幸福感を感じやすくするような働きがあるホルモンです。このセロトニンについても機会があればぜひ取り上げたいと考えています。)

睡眠前の照度の調整

このように睡眠を促すメラトニンですが、明るさが500ルクスを超えるとメラトニンの生成が抑制されるようです。
※ルクスは照度(明るさ)を計る基準のひとつです。日の出・日の入り時の明るさがおおよそ300ルクス、日の入り数分前の明るさが500ルクス程度だと言われています。

睡眠の質を高めるためには、就寝前の照明を調整することが効果的です。一般的には睡眠2時間前から照度を落としていくことが好ましいと言われています。また、蛍光色よりも電球色の照明が好ましく、よりリラックスした睡眠環境を作り出すことができます。

私は就寝前にスマートフォンを操作したりしてしまうのですが、スマートフォンやパソコンの画面も就寝前2時間は極力見ることは避けた方が良さそうです。

就寝時の寝室の明るさ

みなさまは寝る際に部屋の明かりをどのようにされていますか?私の家では子どもが真っ暗だと怖がるためうっすらと明かりをつけています。妻は真っ暗でないと眠れないと言うのでたまに子どもと喧嘩したりしています(笑)。

実際には人により異なるとは思うのですが、一般的に言われている睡眠に適した明るさとはどの程度なのでしょうか?

実は「真っ暗」は睡眠にとってはあまりよくない、と言われています。睡眠にとって適度な明るさは0.3ルクス程度と言われており、これは雲一つない満月の夜の明るさだそうです。

ある説では、周りが見えない真っ暗な状態では不安になり却って熟睡できないのだそうです(子どもが「真っ暗だと怖い」というのは、結構人間の本質なのかもしれません。)。また睡眠に適した明るさが満月の夜と同じ程度というのも知ると、何万年もの人間の歴史が現代でも身体に深く根差しているようで、大変興味深く思います。

玉善の住宅の工夫

玉善では家の外も中も綿密な照明計画を実施しています。光は人の心にも大きな影響をあたえ、活発的にする効果も心が癒されリラックスする効果も照明により得ることができます。

今回取り上げた「睡眠とお部屋の明るさ」に関して言えば、リビングやダイニングでは単純に大きなシーリングライトを取り付けるのではなく、ダウンライトやスポットライト、間接照明などを配置し、LDKというひとつの空間でも区域を分けた照明調節、生活シーンに合わせた照明調節が実現できるように計画しています。こうすることにより、時間帯に合わせ光を調節し、質の高い睡眠を実現するお手伝いができると考えています。

玉善では照明計画ひとつとっても「ただ明るければいい」ではなく、そこに住まわれるご家族の健康的な暮らしの実現をお手伝いできるような工夫を実施しています。

是非、玉善の住宅を内覧いただきまして細かな工夫をご自身の目でご確認いただければと思います。皆様のお問合せをお待ちしております。

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