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空間の広がりが感じられる春日井市のお家。
間取りに関して、設計士の水野は2棟ともに“家族の時間”の過ごし方を念頭に置いて設計を進めたと言います。

「小さなお子さんと暮らす世代の方を想定して、ご家族が一緒にいる時間を過ごしやすいようにリビングダイニングに続き間の和室を設計しました」
リビングやダイニングから段差なく繋がった和室は、子どもの遊び場所やお昼寝スペースとしていつでも目の届く場所に配置されています。

続き間の和室は扉を閉めておけばクローズドな空間になりますので、急な来客の際には一時的にモノをしまっておいて、リビングをスッキリとした状態に保つこともできます。

また、前回ご紹介したように、1棟のお家はリビングを高天井に、もう1棟のお家では玄関を高天井に設計していますが、2棟ともにその上部空間には子どもの遊び場所にもできるロフトスペースを設計。玄関上に設計したロフトスペースへの入り口には“隠し扉”を設けて、秘密基地のような遊び心も持たせました。

夜のリビングは間接照明の柔らかい光に包まれた空間に。落ち着いた時間を過ごすことができます。

敷地の形状を生かして設計した外観が存在感を放つ春日井市の2棟のお家。ご家族の日々の暮らしを楽しませてくれる設計アイデアも際立っています。