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【地震・暴風に強い家を実現する玉善の「構造計算」03 】地盤調査には第三者機関と自社のダブルチェック体制を敷いています

2020.11.19

すべてのお家に耐震等級3、耐風等級2と、お家の構造の最高基準を実現している玉善では、家づくりの重要な工程で自社と第三者機関による細かい検査を行い、安心の品質をお約束しています。

第1回目:『「構造計算」-1 最高等級=耐震等級3・耐風等級2のお家を実現しています』の記事はこちらから
第2回目:『「構造計算」-2 構造計算の担当者はお家の骨組みのバランスに仕事の手応えを感じています』の記事はこちらから

そのひとつが、お家を建てる土地の「地盤調査」のダブルチェックです。

皆さまは住宅の総重量がおよそどの程度になるかご存知でしょうか。
日本の住宅の延床面積は約30〜45坪で計画されています。たとえば、40坪の木造2階建てのお家を例に挙げると、建物の重さは基礎部分と合わせて約70トン〜75トン。アフリカゾウ10頭ほどの重量になります。

建物の地盤には、これだけの重さに耐えられるだけの強度が必要になるのです。

お家を建てる際には、最初に累計150万棟以上の実績を持つ地盤調査業界TOPクラスの第三者機関による調査と地盤の評価を実施します。さらに、玉善ではより厳しい独自の判断基準により調査報告書を再チェック。第三者機関任せにせず、ダブルチェックによる徹底した確認体制を敷いています。

そして、調査結果に基づいて地盤改良の必要があると判断した場合には、地盤の補強工事を行うことに。
第三者機関で地盤改良が不要と判断されたケースでも、周囲のお家で地盤改良工事を行っている場合は、安全性をより確実に確保するために独自に工事を行うこともあります。

このように、玉善では精度の高い地盤調査を行い、地盤の状態に応じて的確な改良工事を行っているのです。

どんなにお家自体の耐震性能が高くても、お家の建つ地盤が弱ければ地震や災害に対して安心して暮らすことはできません。徹底した安全確認体制、玉善の家づくりの生命線となっているのです。

また、地震や暴風に強い家を建てるためには、お家が乗る部分である「基礎」の強さも重要になります。

玉善ではお家の基礎部分は強度を重視してコンクリートのベタ基礎を標準採用。基礎に対しても構造計算を行っています。ベタ基礎は、お家の荷重を底盤全体で受け止め、面で支えてくれますので、軟弱な地盤にも向いており、地盤のゆがみなどにより建物が傾くことも防いでくれます。

基礎の区画が大きいと、必要な剛性を確保するためにスラブ厚(基礎の底盤)が大きくなり、鉄筋量が多くなります。

「基礎計算を行って基礎の立上りや基礎区画を適切に行い、縦筋、横筋などの配筋量を算出することにより、余分な費用をかけることなく基礎工事を行うことができます」

玉善では安全・安心に暮らせるお家を適正な価格で皆さまにお届けするために、見えないところで徹底した調査・確認作業が行われているのです。

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