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【地震・暴風に強い家を実現する玉善の「構造計算」02 】構造計算の担当者はお家の骨組みのバランスに仕事の手応えを感じています

2020.11.12

社内に構造計算の専門部署「技術推進部」を有し、耐震等級3・耐風等級2のお家を実現している玉善。
第1回目:『「構造計算」-1 最高等級=耐震等級3・耐風等級2のお家を実現しています』の記事はこちらから

「耐震等級3を実現するために必要な耐震壁の量や、梁成といって、梁の大きさも1本ずつ検討しています」(技術推進部・各務 健)
大空間のリビングや、吹き抜け、大きな窓といった快適な暮らしを提供する設計プランを実現するために、壁や柱、梁の位置や強度など、さまざまな角度から構造を吟味しているのです。

お家の構造の強さを実現する上で大切になるのが、耐力壁のバランスの良い配置。それを判定するための基準に「偏心率」という数値があります。お家の質量の中心となる「重心」とお家の強度の中心となる「剛心」がどの程度離れているか、その離れ具合を示した割合を示すのが「偏心率」です。

地震の際に発生する力が「重心」に最も大きく加わる一方で、「剛心」には揺れや振動の負荷がかかってきて、お家をねじれさせる力を受けることになります。力がかかるポイントである重心と、揺れの影響を最も受けるポイントである剛心の距離が遠くなるほど、偏心率の数値は高くなり、お家への負担は大きくなります。

耐震構造を採用しているお家であっても、偏心率が高ければ、計算通りの強度が実現できず、耐震性が低くなってしまいます。

建築基準法では偏心率は0.3以下と定められていますが、玉善ではその半分の0.15以下という厳しい基準で検討しています(許容応力度計算時)。太陽光パネルを設置する場合、偏心が大きくなりますが、当初より太陽光パネルを考慮して計画すれば安心です。

「目に見えなくなる部分だからこそ骨組みをデザインすることによって安全性の高いお家をご提供できる。これこそ構造計算にあたる者として達成感を感じられる瞬間です」

玉善では設計士、外部委託構造計算者と共に、最高基準の安全性のお家を皆さまにお届けすることに誇りを持ちながら、日々業務にあたっているのです。

次回は、お家を支える上で大切な「地盤」と「基礎」の安全性を確保する取り組みをご紹介します。

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