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CATEGORY : 新築住宅紹介

【名古屋市昭和区の家01】敷地の奥行きを生かしたプライベート空間充実の設計プラン

2020.10.16

年間500棟の新築住宅を手がける玉善。今回の新築住宅紹介は名古屋市昭和区の閑静な住宅街に完成した3棟のお家です。

設計を担当したのは一級建築士・安本光治

リビングを開放感のある空間にできるように、間口一杯に幅を取れる間取りとしました」
限られた間口に奥行きが深いという敷地の特性を生かすことを第一に考えたといいます。

 

3棟ともにリビングに十分な幅を取り、奥行きの広がりが感じられるLDK空間となっています。

設計のポイントとなったのは玄関のポジショニング
「リビングの幅を取れるように、敷地の奥行きを利用して玄関を前面に配置しました」

玄関スペースを前に出しても奥行きが十分にあるので、門扉までの距離も十分に取れます。玄関との二段構えとなる門扉の前には4台分の駐車スペースがあり、通りから玄関まではなんと15メートル。リビングまでは18メートルの距離が空いています。

「駐車スペースから門扉を通って玄関、リビングへと、奥に進むにしたがってプライベート空間が広がっていくようにゾーニングしました」

通りからこれだけ離れていれば、リビングは外界から完全に閉ざされた空間に。プライバシーへの配慮が十分に施され、奥行きの深い家ならではの魅力を存分に引き出した設計となっているのです。

 

門扉の横には縦格子横格子を配置して、通りからの視線を遮るように設計。
「外からの視線を気にすることなく、リビングのカーテンを開けたまま暮らしていられます」

玄関を前面に配置した設計の妙は、プライベート感覚の充実した中庭にも生かされています。そのお話はまた次回に。

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