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外からの視線を遮るプライベート空間の充実を意識した設計が施されている名古屋市千種区の2棟のお家。

シャッターゲートやベランダの壁の内側には、どのような暮らしが描かれているのでしょうか。

左側のお家では、シャッターゲートの内側、駐車スペースの向こうに、吹き抜けのプライベートガーデンが設けられています。

リビングと繋がったプライベートガーデンは、テーブルを置いてアウトドアリビングとして楽しめる空間。床面のタイルを一段上げて、リビングとの一体感を高めています。

右側のお家でも、ベランダを外界と隔てる壁の内側に、リビングと繋がった吹き抜けのプライベートガーデンを設計。植栽もあしらい、暮らしにうるおいを与えてくれるスペースとなっています。

どちらのお家も、プライベートガーデンは玄関からのアプローチもスムーズな動線となっており、帰宅の際にはお庭を横に眺めながら玄関ドアを開けてお家の中へ。

左側のお家では、土間部分にもホールにも鏡面仕上げのタイルを使用して一体感を演出。一歩足を踏み入れた瞬間から、高級感に包まれた空間が出迎えてくれます。玄関奥の扉の向こうにはシューズクローク。上部に空間を空けて、間接照明の落ち着いた光がシューズクロークの奥まで広がる設計が、空間の広がりを感じさせてくれます。玄関左手の吊り戸棚の下にもダウンライトを配し、床に置いたオブジェを映えさせるという細かい演出も。

右側のお家でも、玄関土間とホールの床は鏡面仕上げで統一。カウンタータイプのシューズボックスの上には2段の窓と棚を配して、意匠性を高めています。高級感を意識してデザインされた玄関空間は、選ばれた場所に暮らす充足感をいっそう満たしてくれることでしょう。

次回は、さらにワンランク上の暮らしを実感させてくれるリビング空間へとご案内します。