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「埋蔵文化財包蔵地」の見学調査を実施しました

2020.03.19

お家を建てる土地を探している方でしたら、知っておいた方がいいのが「埋蔵文化財包蔵地」のことです。

聞き慣れない言葉ですが、石器や土器、貝塚、古墳、遺跡などの「埋蔵文化財」が生まれている土地のことです。全国で約46万箇所あり、名古屋市内でも多くの土地が指定されています。

文化財が埋もれている土地だからといって、お家を建てることができないわけではありません。実際、多くの住宅が埋蔵文化財の上に建てられています。

先日、そんな「埋蔵文化財包蔵地」の見学調査を名古屋市内で実施しました。

弥生時代の竪穴住居が建っていた土地です。土地の穴が空いている箇所は柱が立っていた跡になります。

実際に建っていたのは、こういう住居だったと考えられます。

 

弥生時代から住居が建てられたということは、それだけ地盤が安定していた土地だともいえます。

こうした土地にお家を建てる場合は、工事に着手する前に届け出をした上で、協議や現地調査、試掘調査などが実施されます。

埋蔵文化財包蔵地であっても必ずしもが行われるわけではありませんが、注文住宅の土地を探す中でそうした土地が候補に上がったときには、他の土地よりも工事着手までに時間がかかる可能性も考慮しておく必要があるといえます。

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