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【シリーズ「設計士の肖像」二村慎一編──vol.1 昭和区のお家01 】空間コーディネートの妙に魅了される長久手市のお家

2020.06.11

年間500棟の新築住宅を手がける玉善には15人の設計士が在籍。さまざまな立地条件を活かしながら、1棟1棟趣向を凝らして設計にあたっています。

そんな設計士たちの仕事ぶりをご紹介するシリーズ。第1回は長年のキャリアを誇る一級建築士・二村慎一に登場してもらいます。

今回、二村が設計を担当したのは、長久手市のお家。

「長久手市郊外の高台に建つお家です。緑の多い環境の中、『木』を効果的に配して、“呼吸している家”というイメージで設計しました」と二村は語ります。

住宅の立地が決まった段階で、設計士はさまざまな条件を考慮しながら、トータルにプランニングを進めます。何も建っていない土地、周辺環境を思い浮かべながら、外構デザインも含めて1軒の家が浮かび上がって来るのです。

“呼吸する家”──その設計意図は、リビングの空間デザインに顕著に現れています。

天井の梁見せ大黒柱が印象的なリビング。
「空間に広がりを持たせられるように吹き抜けを配し、梁の間を光と空気が抜ける、木の息遣いが感じられる空間でご家族の時間を過ごしていただけます」

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