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名古屋市緑区に完成した2棟のお家。敷地の広さや周辺環境への配慮などの制約がある中でも、さまざまな趣向を凝らして空間の広がりや暮らしやすさを感じられる設計となっています。

こちらのお家では、玄関ホールを通ったリビングの入り口に１箇所、クローゼットを設計しました。

「ただいまクローゼット」と呼ばれるこの設計。お子さんが園や学校から帰ってきた際に、“自発的に”ランドセルやバッグ、上着などをお片付けする習慣を身につけることができると注目のスペースなのです。

翌日の登校、登園準備にこのクローゼットを活用することで、朝の慌ただしい時間もスムーズになることでしょう。忘れ物の心配も減りますね。

クローゼットの扉は天井一杯までの高さに設計してありますので、白い扉を閉めれば壁と一体化してリビングの空間もスッキリと演出してくれます。

２階の主寝室にも趣向が凝らされています。
こちらのお家では周辺環境に配慮して通風や建物の各部分の高さに制限がかかっているので、２階には勾配天井が採用されています。そこで、主寝室の片側、天井が低くなる空間を利用して、カウンターテーブルを壁幅一杯に設置しました。

椅子に座って向かうとちょうどいい高さのカウンターは、パソコンや読書、メイクスペースなど好みに合わせて活用できます。

敷地の制限が厳しい中でも、そこに暮らすご家族に最大限のパフォーマンスをご提供できる設計。数々の分譲住宅を手がけてきた玉善ならではの強みが発揮されています。