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お客さまのご要望に合わせて、自由な発想で理想のお住まいを実現する玉善の注文住宅。今回は、知多郡阿久比町のN様邸をご紹介します。

こちらはご夫婦お二人で暮らす平屋のお家。築百年近くの古いお家を新しく建て替えたいというご要望に応えてイチから設計に取りかかることになりました。まずは屋根の形状にご注目ください。モダンな感覚を採り入れたお家にしたいというご希望もあり、「片流れ」の屋根を採用しました。

屋根にはさまざまな形状がありますが、一番よく見かけるのが「切妻屋根」。三角の形状をした一般的な屋根の形です。次に多いのが、四方向に傾斜面がある「寄棟屋根」。今回採用した「片流れ屋根」はその名の通り一面だけ傾斜した屋根。モダンな印象を与えてくれます。南面に対して屋根の面積を広く取れるので、太陽光パネルを積む上でも適しています。

片流れの屋根にすると、お家の中で天井の高い部分に広いスペースを確保することができます。ご夫婦二人のお住まいとは言っても、長年暮らしていれば荷物も増える一方。平屋でお部屋の数が多く取れない中で収納スペースをどのように確保するか。片流れ屋根だから生まれたスペースがひとつの答えを与えてくれました。そのお話はまた次回に。