三つ目は、窓を開けなくとも室内の換気をしてくれる24時間換気システムの採用。N様邸では冷たい外気を室内の温度・湿度に近づけ、室内に排出してくれる熱交換器付きのものを採用しています。そのため、室内を常に暖かく保つことができています。もちろん、冷暖房の費用を抑えることにもなります。
隠れた箇所にもしっかり手をかけることで、快適な空間を実現しているのです。
次回はエクステリアのこだわりをご紹介します。
【玄関ホールとリビングの繋がりが開放感を生み出すお家_名古屋市緑区の家-2】
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設計士と一緒に実現する理想のお住まい─設計の妙が詰まったモダンな「平屋」─PART.3
片流れの屋根で天井を高く取り、開放的な空間を実現した平屋のお家N様邸には、勾配天井を利用した半層の吹き抜けの空間があります。開放感のある吹き抜けですが、冬の時期には温まった空気が上方に上がって空間の上下で温度差が生じてしまい、足元が冷えるという問題を感じるケースもあります。
その問題を解決するために、N様邸には三つの仕掛けが施されています。
一つ目は床暖房の採用。座って過ごす時間の多い施主さまに快適に過ごしていただく上で、座っている空間が暖かい空気に包まれる床暖房は効果的な暖房方法になります。
二つ目はシーリングファンの採用。上昇気流を抑えてくれるので、暖房の効きにくい吹き抜け空間には欠かせないアイテムとも言えます。天井から吊り下げられた照明と一体となったシーリングファンはインテリアのアクセントにもなっています。
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