【高台のリビング。窓から眺めるお庭が格別の存在に_名古屋市緑区のお家】
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【第1回 玉善家のデザインコンペティション01】表彰式を開催しました
今年5月まで募集を行った「第1回 玉善 家のデザインコンペティション “進化する住まいかた─住まうと働くを共にする家─”」。
コロナ禍が続く中で、「住む事と働く事を共有させながら、決して空間を分断し閉ざすのでは無く、家族の気配や繋がりを感じられる、安⼼と安らぎのある楽しい家」というテーマを設定。全国の建築を志す学生たちから104作品の応募作品が集まりました。
ニューヨークの「MUSE Design Awards」で2年連続金賞を受賞した実績を持つ愛知産業大学造形学部建築学科教授の加藤吉宏先生が審査委員長を務め、審査委員には「桃山ハウス」で吉岡賞を受賞するなど注目の若手建築家・中川エリカ先生。玉善からは代表取締役、建設本部長、設計統括部長が加わって厳正な審査が行わった結果、金賞1点・銀賞2点・銅賞3点、佳作6作品に加えて、加藤先生、中川先生のご希望を受けて当初予定していなかった「審査委員特別賞」が決定。
8月23日にオンライン形式で表彰式を開催しました。
加藤先生から「住宅の中に“働くこと”を内存させる中で、家族との距離感や地域との接し方、環境の捉え方まで含めて、新たな住宅のあり方を発信する意欲的な作品が集まりました」と総評をいただいた後、受賞作品の発表へ。
銅賞以上の作品には加藤先生、中川先生の解説と寸評が紹介されました。
銀賞作品の『ツツとナナメとスキなこと』は太い煙突のような「斜筒」と名付けた空間によって 各部屋に階を超えた関係性を作り出し、家全体の風や光をコントロールする環境装置としても活用しようとする提案。
同じく銀賞作品の『重なる囲い~家族の多様な距離によるカタチを包み込む住空間の提案~』は、空間の扉を最小限にして、壁による視覚的作用と聴覚的作用を巧みに構成しながら気配を感じさせる住空間を提案。
働くことと暮らすことのバランスにさまざまな視点から向き合い、若い世代ならではの意欲溢れた作品の数々に、評価を述べる先生方の口調も熱を帯びたものになりました。
次回は金賞受賞作品をご紹介します。
※受賞作品はこちらからご覧いただけます。
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