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名古屋市内を中心に愛知県下で年間500棟の新築住宅を手がける玉善では、1棟1棟に敷地の条件を生かした設計アイデアが盛り込まれています。

今回は名古屋市昭和区の人気エリアに建築した5棟のお家を題材に、設計士が練り上げた設計プランをご紹介します。

面積的には5棟分のスペースが確保できる敷地。とはいえ、区画の中での立地条件は向きや敷地面積によって違ってきますので、5棟を同じコンセプトで設計するわけにはいきません。

南側の道路に面した2棟のお家と隣接した1棟のお家は敷地の間口を広く取り、シャッターゲートを設置。外壁は3棟ともに薄い色合いの吹付材を採用して統一感をもたせながら、高級感の感じられるデザインに仕上げてあります。

一方、向かい合わせになる2棟は敷地面積を考慮して、3階建てで2階にリビングを配した設計に。こちらは外壁に深めの色合いのサイディングを使用し、モダンなデザインに仕上げました。

落ち着きのある2階建て住宅と都会的なデザインの3階建て住宅。同じプロジェクトの中でもお家ごとにバリエーションを持たせて、お客さまのさまざまなニーズに対応しています。

今回、5棟のお家の設計にあたったのは玉善設計部の安本光治と野呂俊和。ともに20年近い経験を有する2名の設計士がおたがいの意見を交換しながらアイデアを膨らませて、バリエーション豊かなお家を設計しました。

個性豊かな5棟のお家が並ぶ名古屋市昭和区の新築住宅。次回は都会的なデザインの3階建てのお家をご紹介します。