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【シリーズ「設計士の肖像」二村慎一編──vol.2 昭和区のお家04】“プロの視点”が随所に盛り込まれた設計の妙】

2020.07.16

一級建築士・二村が設計のポイントとして挙げた四方を囲まれた中庭スペース
中庭に面したダイニングと和室では、防犯上の心配をせずに窓を開け放しておけます

 

「窓から柔らかい風が流れ込み、部屋の中にいても安心して外の空気を感じられる──そうした室内空間が実現ができるのも、四方を囲まれた中庭を設計した意図なんです」と、二村は語ります。

 

あえて畳の敷込みを減らし床の使い勝手の自由度を増やした和室。中庭を眺めながら落ち着いた時間が過ごせます。

リビングには勾配天井を配して、陽当たりがよく、広がりを感じられる空間となっています。

 

2階の主寝室から繋がったクランク状のベランダは、手すりを高めに設計して、イスを置いてゆっくりと過ごせるスペースに。外からの視線を遮りながら、ひとりの時間をまったりと過ごせる場所になっています。

ひとりの時間を過ごす場所としては、もう1箇所、3.3畳のロフトも設計。コンセントを配置してあり、テレワークにも対応できます。

「間取りを考える上では、自分自身がそこに暮らすご家族の視点に立って、こうした場所があれば快適に暮らせるとイメージしながら設計プランを考案しています」と、二村。

自由設計の注文住宅を設計する際には、設計士が直接ご要望をヒアリングしながら、ご家族に成り代わって、「こんな家に住みたい」と思っていただけるプランをご提案。プロの視点が盛り込まれた設計アイデアを軸に、家づくりを進めさせていただいています。

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