【LDKに光を取り込む工夫を凝らした3棟のお家_名古屋市北区の家-1】
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【キッチン設計のポイント02】人気の対面キッチン。空気の拡散を抑える仕掛けが必要です
玉善の家づくりのこだわりをご紹介するシリーズ。今回はキッチンの設計の話題2回目です。
キッチンの形状にも色々なタイプがありますが、従来からの壁付タイプのキッチンや独立型キッチンなどもある中、いま一番選ばれているのが対面型キッチン。
キッチンからダイニングやリビングを見渡すことができて開放感があり、ご家族間のコミュニケーションを取りやすいのが人気の理由です。
どの面も壁に接することなくLDKの中に「島」のように配置された「アイランド型キッチン」はスタイリッシュな空間を演出。空間づくりにこだわる方にとっては憧れの存在ですね。
また、左右どちらかの片側が壁に接している「ペニンシュラキッチン」や片側が壁に面した「L型キッチン」などの対面型キッチンも、お料理中のママとご家族の会話が弾み、家族の時間を楽しく盛り上げてくれます。
そんな対面型キッチンですが、開放的な空間となるだけに、気をつけなければいけないのがニオイや汚れた空気がキッチンからお部屋の中に拡散してしまうことです。これを防ぐためには、空気の拡散を防ぐための工夫が必要になります。
ガスコンロの場合は上昇気流があるため、レンジフードに向かって空気が流れるのでお部屋全体にニオイや煙が広がりにくいのですが、それだけでは不十分な場合もあります。そこで玉善では対面型キッチンのLDKを設計する際、「整流板付レンジフード」を採用しています。
整流板には料理中のニオイや煙などを集中して集め、吸込み力をアップできる効果があります。整流板によって吸い込み口を狭くすることで、風速を加速させているのです。
また、IHコンロのキッチンの場合は上昇気流が生まれませんので、キッチンとダイニングの間に天井から「垂れ壁」を設けて、空気の流れを遮る工夫を施す場合もあります。キッチンとダイニング、リビングを緩やかに繋がった空間として演出できます。
家族の時間を演出してくれる対面型キッチン。玉善ではメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限に抑える──そんな設計上の工夫を加えて、日々の暮らしを快適に過ごしていただけるように取り組んでいます。
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