【高台のリビング。窓から眺めるお庭が格別の存在に_名古屋市緑区のお家】
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東京都大田区・築20年のアパートを大胆に“リノベーション”しました-2
“暮らしのプラスアルファ”を満喫できる空間へと、まったく新しい“世界観”に生まれ変わった東京都大田区東雪谷の賃貸アパート。
リノベーション前の間取りは、洋室3部屋と和室1部屋にLDK、納戸という構成。収納スペースは十分確保した実用性重視の間取りでした。
新しい部屋の設計にあたって重視したのは、ご夫婦それぞれの“プライベートスペース”の確保。ご家族で暮らす3LDKの空間の中で、ご夫婦が自分だけの時間を過ごすスペースをどうすれば実現できるか、設計士の腕の見せどころです。
ご夫婦のプライベートスペースとして、まず奥さまにはキッチンと洗面スペースの間に「ミセスコーナー」を設計しました。
リノベーション前はキッチンの横に洗面スペース、その奥にお風呂というオーソドックスな間取りでした。そこで、洗面スペースを奥に移動、お風呂の位置も変えて空間を確保しました。
水まわりの移動は配管スペースとの兼ね合いで非常に難しいのですが、床を二重床にすることで問題を解決。移動によって確保した空間に奥さまが自由に使える「ミセスコーナー」を設置することができました。
キッチンや洗面スペースとの間には引き戸があり、閉めておけば完全な個室スペースとして過ごすことができます。
また、二重床にすることで。LDKに床暖房を設置。冬でも快適に過ごせる場所となっています。
一方、ご主人のプライベートスペースとして設計したのは「書斎」です。男性にとって憧れの感じられる場所ですよね。洗面スペースやお風呂の位置を移動したことで生まれた室内の一番端のスペースに3畳ほどの部屋を確保。
“隔離”された程よい“狭さ”の空間で自分だけの時間を過ごすことができます。
書斎の設計にはさまざまなアイデアがあり、欧米では書棚を扉代わりにしてその向こうに書斎が現れるという、まるで映画のワンシーンのような設計も見られます。リノベーションの可能性が広がりますね。
次回はエントラスや外装のリノベーションをご紹介します。
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