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設計士と一緒に実現する理想のお住まい─「快適リビング空間に家族が集う家」

2018.03.29

お客さまのご要望に合わせて、自由な発想で理想のお住まいを実現する玉善の注文住宅。今回は10年前に新築された岐阜市のM様邸を久々にお訪ねしました。

道沿いにお家が建ち並ぶ中で、ひときわ目を惹く外観のお家。

設計したのは玉善設計部の一級建築士・松岡典佳。
「シンプルにまとまったデザインの中に効果的に木の味わいを配して、自然な風合いを活かしたお家にしました」といいます。

外壁の木材には防火性能を有した特別な材質の木を使用。万一の火災でも燃え広がらないので安心です。

ドアにも効果的に木を配しています。

 

扉を開け、玄関を上がって家の中に入ると、すぐにリビングが広がっています。

 

リビングにいつでも家族が集まれるようにしたい」というM様のご要望を受けて、設計士は通常よりも広い空間を提案しました。
「標準的なリビングの幅は3m50cm程度。それを4m×4m50cmの正方形に近い空間にして、1階の高さも通常よりも30センチ高くしました」。
リビングの天井は化粧梁を見せることでさらに高さを確保。天井の高さ2m85cmの開放感のある空間に仕上がっています。

 

デッキに面したリビングの窓も高さ2メートル50センチと開放感たっぷり。スッキリとした空間の中で、10年経ったとは思えないほど綺麗に暮らしていただいています

リビングを家族の時間が広がる“お家の中心”にしたいというご要望に応じて設計された岐阜市のM様邸。広さ、高さともに通常の空間よりもゆったりめのサイズの空間となっています。

家族が必ず顔を合わせる場所”としてのリビングに欠かせないのが「リビングを経由した階段動線」。リビング階段は出かけるときも帰宅したときも、必ず通る場所となります。
小学生の娘さんだけでなく高校生の息子さんも、帰宅したらリビングでお母さんとひとしきり会話をかわすとのこと。子どもが大きくなってくると親子のコミュニケーションが少なくなるご家庭も少なくありませんが、M様邸ではそんなことはないようです。夕食の後は家族みんなが広いリビングに集って家族団らんの時間を過ごすことも多いといいます。

 

階段の昇り口には空調効率に配慮してロールスクリーンを設置しています。普段は開放しておいて、暖かい空気を昇らせたくないときはスクリーンを下ろしたりと、状況を見ながら調整して使っていただいています。

 

M様邸ではキッチンスペースはダイニングの南に設計。奥行きをたっぷり確保した明るい空間になっています。

 

キッチンに立ってダイニングテーブルに座る子どもの様子を伺いながら料理の支度をしたり、合間を見てテーブルで話し込んだり。何気ない日常の中に家族と過ごす楽しい時間が生まれやすい空間となっています。

 

キッチンとリビングを繋ぐ存在として、リビングの外に広いウッドデッキを設けたのは設計士のアイデア。リビングから出入りしますが、バーベキューをするときなどはキッチンの小窓から料理や飲み物を受け取ったりする場面も。家族の楽しい時間を演出してくれる存在です。子どもたちの帰宅や来客の姿も確認できます。

新築されてから10年。子どもたちの成長を見守ってきたM様邸。2階の子ども部屋は子どもたちの成長に合わせてその姿を変化させてきたといいます。

変化を可能にしているのは、2つのこども部屋の間にある「間仕切り可動収納」。ライフステージに合わせて部屋の空間レイアウトを自由に変化させ、気軽に間取りを変えることができます。
「子どもたちが小さい頃は間仕切り収納を壁につけておいて、ひとつの大きな空間にしていました」と奥さま。
息子さんが中学生になってそろそろ自分の空間が必要な時期になってきたときに、間仕切り収納を動かして部屋を2つに分けることに。もちろん、ドアはそれぞれの部屋に付いています。

間仕切りは完全に2つの部屋を分けることもできますが、完全に塞がずにセミオープンにして、いつでもおたがいの様子が窺える空間にしておくことも可能です。娘さんが中学校に入ったら2つの部屋に分けてプライバシーをしっかり確保するようにしていくとのこと。

 

普段はそれぞれ自分の時間に没頭していても、何かのときにはすぐにコミュニケーションが取れる空間。

 

「優しくて頼りになるお兄ちゃんが隣りにいて、いつでも気軽に声をかけられる」と娘さんも喜んでいるそう。

家族のコミュニケーションが生まれる家づくり、設計士がアイデアを駆使してご要望にお応えします。

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